スプリネックス自動消火設備とは?

既存の施設にスプリンクラー設備を設置するというにはなかなか決断がいります。というのも他に施設を借りて工事期間は借りた施設で営業したり、医療現場であれば様々な医療機器(手術室含む)を配置していますので、引っ越して工事をしてからまた引っ越してというのは現実的ではありません。

しかし、福岡県の有床診療施設での火災を受けて消防法が改正となりました。具体的改正内容は後程ご説明させて頂きますので、スプリネックス自動消火設備が何故既存の施設様に設置する場合に有利なのか?ご説明させて頂きます。

博士 スプリネックスには発電機が必要ありません。

通常のスプリンクラー設備では、非常用電源として発電機の設置が義務付けられています。設置してからもメンテナンス費用も必要ですので、スプリネックスの発電機が必要ないというのは魅力の一つです。

博士 スプリネックスにはポンプが必要ありません。

通常のスプリンクラー設備では、消火ポンプが必要です。水をスプリンクラーヘッドから噴射させるためのポンプですので、容量も大きくその後のメンテナンスも必要です。スプリネックスはポンプが必要ありません。

博士 スプリネックスはポンプ室が必要ありません。

通常のスプリンクラー設備では、ポンプ室が必要となります。既存の施設ですと建築工事も発生し、費用も膨大となってしまいます。また、駐車場に設置する場合には数台のスペースが必要となり施設管理者様の頭を悩ませているのは現実です。

博士 スプリネックスは水槽が必要ありません。

通常スプリンクラーというば消火水槽を必要とします。通常10t以上(施設や条件により異なります)の水を貯水する水槽が必要となりますので、水槽の設置場所や水槽設置はかなりのコストとして見込まなければなりません。

設備専門業者として、スプリネックスのメリットは既存の施設にスプリンクラー設備を設置しようとするとスペースが無いというニーズと施工性に優れているという点ではないかと思っておりますので、これから詳細を解説していきますね。

スプリネックス本体イメージ

こんな感じです。見ただけではなんなんだろう?設備専門業者の私でもわかりませんでした(笑)メーカーさんからスプリネックスはすごく施工性が良いのですよ。とか、既存の施設に最適ですよ。と言われたけど、結局配管工事もしなくてはならなし、何よりもコストが莫大じゃないですか?だから設置するのも躊躇する施設様は非常に多いと思いますし、例え安全性が確保出来たとしても今まで無かった施設様が検討するにはハードルが高すぎるというのが私の感想です。

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